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取材・執筆 : 加藤一 2019年4月18日執筆
「磯丸水産」「鳥良商店」などを展開するSFPホールディングス株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:佐藤 誠)が、地方の居酒屋チェーンとの資本提携を促進する「SFPフードアライアンス構想」を進めていく。
地方都市において豊富な経営ノウハウを有する居酒屋を経営する企業と資本提携し、同社の「磯丸水産」、「鳥良商店」、「餃子いち五郎」などをフランチャイジーとして運営してもらい、SFPの業態を全国に広げていくと共に、提携先の業態を首都圏に出店させていく。
アライアンス時点での提携先の売上は10億円以上と基準を設けている。第一号は、地元で19店舗を展開する株式会社ジョー・スマイル(本社:熊本市、代表取締役社長:前川 浩幸)で、2019年3月1日にSFPの100%子会社となった。
直営の新規出店によるオーガニックな成長は継続、「SFPフードアライアンス構想」を基にアライアンスに加入した企業の連結貢献により、 3年後に売上高590億円、経常利益42億円を目指す。2019年2月期実績は、売上高377億円、経常利益32億円。
地方の事業承継に悩む外食企業にとっても企業名や自社ブランドは残り、両者ウィンウィンの戦略となる。SFPの親会社となる株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:岡本 晴彦)でも、同様の動きを居酒屋業態以外で行っている。

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