ニューオープン
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取材・執筆 : 加藤一 2019年2月20日執筆
株式会社クロスロード・ファクトリー(本社:東京都港区)が、2017年バクテーブームの兆しを作った日本初となるシンガポールのローカルフード「肉骨茶(バクテー)」の専門店『新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)』の第3号店「BISTRO NYONYA by 新加坡肉骨茶」を、2月19日(火)に東京・中目黒にオープンさせた。
〆にバクテーを食べる"シメバクテー"というオケージョンを提唱するため3号店はビストロ業態。「BISTRO NYONYA by 新加坡肉骨茶」は、店名にもあるNYONYA(ニョニャ)の料理と多民族国家でかつ国際都市でもあるシンガポールの料理を提供する。ニョニャとは、中華系貿易商が19世紀後半までに現地のマレーシア人女性と婚姻し産まれてきた女の子の総称。ニョニャ料理とは父系祖の中華料理の食材、香辛料と母系祖のマレーシア人家庭に伝わる家庭料理が融合した香辛料や味付けが独自の料理と言われている。
肉骨茶(バクテー)とは、骨付き豚肉を様々な香辛料や漢方、そしてたっぷりのにんにくとともに煮込んでコショウを効かせた、シンガポールを代表するローカルフード。豚肉と漢方などのエキスで滋養たっぷり。元々、シンガポールやマレーシアで働く中国人の肉体労働者の中で食べられたのが始まりで、肉体労働をする人々の栄養補給として、広く食べられるようになった。働く人たちの力になってきたバクテーは、シンガポールにおいて今でもスタミナ食として昼食や日本でいうラーメンの様にお酒を飲んだ後のシメや朝食として定番となっている。

バクテー 880円(税別)

前菜盛り合わせ

「BISTRO NYONYA by 新加坡肉骨茶」
■所在地: 東京都目黒区中目黒3-6-2
*中目黒駅徒歩7分
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