ソフトバンクとヤフーが設立したモバイル決済サービス「PayPay」の支払額の最大20％をPayPayの残高として還元する「第2弾100億円キャンペーン」を2月12日～5月31日まで行うと発表した。昨年12月に実施したキャンペーンの第2弾。但し、還元額の上限は1回当り1千円。キャンペーン期間中に還元を受けられる総額は5万円までと制限が加えられた。

　客単価5千円の場合、最大限の1千円が還元され、実質4千円となる。客単価2千円の大衆酒場では、実質1千6百円。客単価700円の定食・丼店では実質560円。今回は金額の大きなもので1回より、小額で回数を増やした方がメリットが大きい。1人当り総額5万円なので、大衆酒場では125回分、定食店では357回分となる。前回の100億円キャンペーン時は金額が大きくなる居酒屋での宴会需要にメリットがあった。今回は、客単価の低くリピート性の高い業態にとっては強いプロモーションとなりそうだ。