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2019年1月10日(木)17:25 IR情報

吉野家HD、3Qで営業赤字に転落。全事業が減益に。

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取材・執筆 : 加藤一 2019年1月10日執筆

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 株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村 泰貴)が2019年2月期第3Q(2018年3~11月)業績を発表した。売上高1500億16百万円、2.4%増。営業赤字5億62百万円、前年は利益25億94百万円。経常赤字1億29百万円、前年は29億93百万円。店舗の撤退等による減損損失6億39百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する純損失15億58百万円、前年は黒字15億95百万円。

 吉野家事業は、ガスト・はなまる・吉野家共通「3社合同定期券」や次々投入した新商品により、既存店売上高2.7%増と前年を上回った。また、8月からPOSレジ入れ替えにより、交通系電子マネーへの対応が可能となった。売上高は763億32百万円と、昨対3.8%の増収。セグメント利益は、既存店売上高が堅調に推移し増収となったものの、原材料価格の高騰や人件費の増加等により21億53百万円と、昨対32.0%の減益となった。店舗数は、27店舗を出店し、19店舗を閉鎖した結果、1,208店舗。

 はなまるうどん事業は、積極的な出店に伴う店舗数の増加で、売上高219億29百万円と、昨対7.6%の増収となった。既存店売上高が前年未達であったこと、人件費や物流コストが高騰したこと等の影響により、セグメント利益は6億76百万円と、昨対44.3%の減益となった。店舗数は、36店舗を出店し、8店舗を閉鎖した結果、507店舗。

 ステーキどんやフォルクスのアークミール事業は、セグメント損失は7億40百万円と、昨対8億52百万円の減益。京樽事業もセグメント利益は、原材料価格の高騰等により1億33百万円と、昨対16.0%の減益。海外事業もセグメント利益5億86百万円と、昨対46.1%の減益。全ての事業で減益となった。

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河村 泰貴 代表取締役社長(同社HPより)

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