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2018年12月14日(金)15:50 やじうま速報

スターバックス、2020年までに"ケージ飼育卵"の使用を中止。鶏の福祉を守る。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年12月14日執筆

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 スターバックスが、グローバル展開の直営店で2020年までに100%ケージフリー卵(平飼い卵、放牧卵など鶏をケージに閉じ込めずに生産した卵)を使用すると発表した。アメリカ、ヨーロッパ、日本、中国の約2万店舗に適用される。

 殻付き卵と、原材料に使用される液卵の両方に適応され、焼き菓子、サンドイッチ、ラップ、キッシュ、プリンなどの全てのメニューにケージフリー卵が使用されることになる。ただし、ライセンス契約の店舗は直ちには適用されないが、世界中の全てのスターバックス店舗で100%ケージフリーの卵を調達できるよう取り組むという。

 NPO法人アニマルライツセンターによれば、卵を生産する鶏を狭く不衛生なケージに閉じ込めて飼育することは、世界中で非難を浴びているという。「ケージの中で鶏は鶏らしい自然な行動を取ることができず物理的にも精神的にも苦しめられており、鶏の福祉が守られていないからです。日本の92パーセントの養鶏場はバタリーケージとよばれる、ケージの中でも特に狭いケージで卵を生産しています。バタリーケージでは鶏1羽あたり20cm×20cmほどの大きさしか与えられていません。バタリーケージはその残酷性からEUやその他のいくつもの国・州で禁止されています。バタリーケージだけでなく、ケージ飼育そのものを廃止していこうというのが今の国際的な流れとなっており、スイス・オランダ・オーストリア・ドイツなどではケージ飼育が禁止、または禁止予定となっています。世界中の数多くの企業がケージ卵の使用を中止すると発表しており、日本でもネスレや西洋フーズ・コンパスグループなどの企業がケージフリーの政策を掲げています。」

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