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2018年12月05日(水)11:30 IR情報

湯葉・豆腐の「梅の花」、6次産業化で牛肉業態に参入。女性客メインから脱皮。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年12月5日執筆

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 「湯葉と豆腐の店 梅の花」を展開する株式会社梅の花(本社:福岡県久留米市、代表取締役社長兼COO:本多 裕二)が、「甲誠牛」の肥育生産を行う農事組合法人甲誠牧場(本社:熊本県阿蘇市、理事:甲斐 誠一)らとの共同出資による合弁会社を設立して飲食店展開を行うことを決めた。2019年1月1日に設立予定。

 甲誠牧場と甲誠牛の食肉加工を行う有限会社三協畜産(本社:熊本県熊本市、代表取締役 甲斐誠一)、甲誠牛の各種部位を活用した飲食店展開を行う株式会社三協ダイニング(本社:熊本県熊本市、代表取締役 木村久美子)が構成する「あか牛の三協グループ」を合弁会社に巻き込み、1次産業から3次産業までを一体化した6次産業化を図る。

 甲誠牧場は、熊本県阿蘇市に牧場を3ヶ所所有しており、和牛の褐毛和種(あかげわしゅ)の繁殖、肥育及び出荷を行い、あか牛の甲誠牛としてブランド化を図っている。甲誠牛は月間20~30頭の出荷が可能であり、出荷までに約27ヶ月間を要す。日々、阿蘇の天然水を与え続け、出荷7ヶ月間前からは独自の配合飼料であるビール粕を与えていることで腸内が活性化し健康的な体となり、肉質がやわらかくジューシーで旨味が濃く、良質な肉が出来上がるという。

 しかし、黒毛和牛との比較においては知名度が低く流通量も非常に少ないのが実情。一方、梅の花は肉に関するノウハウが乏しく肉をメインにした業態を展開ができていないこともあり、男性・若年・ファミリーといった顧客層の囲い込みが不十分。同社は、甲誠牛を差別化のポイントとし生産拠点も押さえて、牛肉業態に参入して顧客層の拡大を図る。

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甲誠牧場HPより

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