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やじうま速報

外食ニュース

2018年10月26日(金)09:38 やじうま速報

9月の外食市場動向、地震・台風に負けず25ヶ月連続伸び。酒類業態は苦戦。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年10月26日執筆

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 一般社団法人日本フードサービス協会(略称:JF=ジェフ 本部:東京都港区 会長:髙岡慎一郎)は協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2018年9月度の集計結果をまとめた。9月は、北海道胆振東部地震や2度の台風上陸など自然災害に見舞われ、休業や営業短縮を余儀なくされた店舗が少なくなかった。特に近畿や首都圏の交通機関の計画運休により大消費地の客足にも影響したが、前年より土日祝日数が2日多い曜日周りから、全体の客数は100.2%とわずかだが前年を上回った。売上は、価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求等により客単価の上昇が続いており、103.0%と25ヵ月連続して前年を上回った。

 ファーストフード業態では、全体売上は104.1%と前年を上回った。「洋風」は、季節限定商品の好調やサイドメニュー訴求などで単価上昇、売上は104.3%。「和風」は、他業態とコラボした割引キャンペーンなどで客数堅調、売上106.1%。「麺類」は、クーポン配布の影響で客単価が若干下がり、売上99.8%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、季節商品の前倒し販売等による単価上昇で、売上は102.7%。「その他」は、「カレー」「アイスクリーム」がTVCMやメディア露出などで客数を伸ばし、売上108.2%となった。

 ファミリーレストラン業態では、全体売上は102.8%と前年を上回った。業種別では、「洋風」「和風」は、自然災害などで客数減も、引き続く客単価上昇で売上はそれぞれ102.4%、100.3%。「中華」は、キャンペーン効果や価格据え置きなどで客数が増え、売上は104.4%。「焼き肉」は、予約
サイトでの割引キャンペーンなどもあり集客好調、売上106.5%と22ヵ月連続して前年を上回った。

 「パブ・ビアホール」業態は、自然災害による野外イベントの中止などが影響し、売上は95.3%。「居酒屋」も台風による交通機関の計画運休等が夜の営業に大きく影響し、売上は97.5%となった。

 ディナーレストラン業態では、他業態と同様に台風の影響が大きく、宴会のキャンセルや、関西国際空港の閉鎖による訪日客の減少が見られたが、大型の新店の好調などで、売上は102.7%となった。

 喫茶業態では、季節メニューなどで客単価上昇も、相次ぐ自然災害で客数減、売上は98.0%となった。

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