やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2018年10月26日執筆
パナソニックのグループ企業、パナソニック コネクティッドソリューションズ社が、中国の火鍋チェーン「海底撈(かいていろう)」に厨房の自動化システムを納入すると発表した。10月28日に北京で1号店をオープンさせる。
お客様がオーダー端末から送った注文を受けたロボットが、料理が盛り付けられた小皿を店舗内の冷蔵倉庫の棚から選び、トレーに載せていく。小皿には電子タグが付いており、賞味期限なども管理できる。冷蔵庫内でロボットが作業するため、無人化でき衛生面も確保できる。注文ミスも発生しない。
パナソニックと海底撈は今年3月、海底撈51%、パナソニック49%とする合弁会社「Ying Hai holding(インハイホ-ルディングス)」をシンガポールで設立している。5月には、中国・北京にインハイの子会社として「北京瀛海知能自動化科技(北京インハイスマートオートメーション サイエンス&テクノロジー)」を設立し、自動化システムは同社が開発した。
海底撈は中国を中心に世界で約370を直営で展開している。日本にも池袋と新宿にある。まずは中国国内の海底撈の店舗へ自動化システムを導入する。その後、海底撈以外への外食企業への納入も目指す。
冷蔵倉庫内で稼動するロボット。
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