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やじうま速報

外食ニュース

2018年10月03日(水)10:48 やじうま速報

から揚げ、1人年間240個も消費。外食&惣菜の二毛作店が目立つ。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年10月2日執筆

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 株式会社ニチレイフーズ(代表取締役社長:大櫛顕也)と一般社団法人日本唐揚協会(会長兼理事長:やすひさてっぺい)は、毎年10月を「から揚げ強化月間」とし、「鶏のから揚げ」に関する意識・実態調査『全国から揚げ調査2018』を実施した。外食でもから揚げは注目されており、から揚げ専門店「からやま」(アークランドサービスホールディングス株式会社)が9月に50店舗を超えたり、木曽路も「からしげ」を7月の新規出店するなどしている。外食とテイクアウト(惣菜)の二毛作で販売できることが特徴。

●全国の年間から揚げ消費量は推定で220 億個以上。1 人当たりに換算すると、年間約 240 個を消費。
全国のから揚げ専門店の店数は、2011 年の 420 店舗から 1,408 店舗[推定](2018 年 4 月現在、日本唐揚協会調べ)と約 3.4 倍に拡大。また、お弁当だけでなく、夕食シーンにも利用できる冷凍食品のから揚げがヒットしたことや、スーパーやコンビニエンスストアで気軽に購入できるようになったことなど、消費者がから揚げを夕食や昼食のみならず、おやつやおつまみと、幅広いシーンで利用していることが今回の結果の背景にある。

●最もから揚げを食べている県は「青森県」。
最も多かったのは「青森県(32.0個)」。次いで「大阪府(30.9個)」、「福岡県(29.9個)」の順となった。一方、最も少なかったのは「愛知県(14.1個)」で、1位
の半分以下の結果となった。

●好きな部位、1位は「もも」。
「もも」85.5%、「むね」44.4%、「手羽」37.5%の順。「もも」が圧倒的に人気。

●から揚げでイメージするものは「家族」。家族の食卓おかずとして圧倒的支持。
「から揚げのイメージ」(複数回答)について聞いたところ、全体で「家族で楽しめる( 44.8 % ) 」 、「家族が好き(44.7%)」「メインのおかずになる(42.9%)」との結果が上位となった。なお、「惣菜から揚げの衝動買い」の有無についても聞いてみたところ、全体では62.5%が衝動買いの経験が「あり」と回答。性年代別では50代女性(74.5%)が最も高く、次いで40代女性(68.5%)、30代女性(67.8%)の結果となった。から揚げのシズル感溢れる魅力や、家族に人気のおかずである点はもちろん、から揚げが夕食や昼食、そのつなぎのおやつやおつまみとしても便利に利用できる点が、30~50代の女性に特に選ばれている理由のようだ。

●から揚げに最も合う飲み物では年代差が明らかに。20 代の半数以上が「お茶」を選択。
全体では「お茶(日本茶+烏龍茶)(45.5%)」が最も高い結果となった。一方、年代別でみたところ、20代は「お茶(日本茶+烏龍茶)」を含むノンアルコール類が過半数を占め、アルコール類は15.1%であったのに対し、50代はビール単独でも27.3%とその差が歴然。アルコール類全体で約4割と、50代はおつまみとし
ての利用が多いことがうかがえた。

●月1回以上食べているから揚げの喫食頻度は、「手作り」「惣菜」。
「手作り」39.5%、「惣菜」37.5%、「冷凍食品」23.7%、「コンビニ」21.8%、「外食」16.9%の順。

<調査概要>
調査期間 :2018年6月22日(金)~6月25日(月)
調査対象 :全国の20~79歳の男女(13,922名)、カラアゲニストの男女(330名)
*カラアゲニストとは、日本唐揚協会が実施しているから揚げ検定の試験に合格し、から揚げを愛し、から揚げの魅力を広く発信している会員で、会員数は約10万人(2018年4月現在)。
調査方法 :インターネットによるアンケート調査

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