スマートフォン版のフードリンクニュースを見る

RSSフィード

やじうま速報

外食ニュース

2018年9月26日(水)12:25 やじうま速報

飲食店の利用は一人週平均2.65店、うち新規利用は0.67店。歳と共に同じ店に行きたがる。

記事への評価

  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
0.0

取材・執筆 : 加藤一 2018年9月26日執筆

キーワード :  

 株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」では、首都圏在住の20~64歳男女に、飲食店のリピート状況についての調査を行った。年代の上昇とともにリピート利用が増加するという。

 1ヶ月に1度以上外食(食事または飲酒)を行う人を対象にした調査で、1週間の外食回数は平均2.97回。うち、初めての店舗は22.5%で、リピート店舗が77.5%であった。男女別では男性の方が同じ店に通う傾向が強い。「リピート利用」する店を決める理由は「料理・メニュー」が55.9%と最多だが、「コストパフォーマンス」も初回利用の際の理由33.0%に比べて「リピート利用」する店を決める際では+9.1ポイント増加するなど、重要因子であった。

 外食した回数に占める「初回利用」「リピート利用」の比率は、全体では22.5:77.5。20・30代女性では「初回利用」の比率が30%以上と高く、「リピート利用」は70%以下。一方、男性では総じて「リピート利用」が多く、50代男性では82.9%、60代男性では87.3%が「リピート利用」となっている。

 「初めて利用」する飲食店と、来店後また行ってみたいと思う「リピート利用」する飲食店を選ぶときの重視点をそれぞれ尋ねたところ、いずれの場合も、「料理・メニュー」「価格の安さ・コストパフォーマンス」の重視度が高い。特に「価格の安さ・コストパフォーマンス」は、「初めて利用」する際に比べ、「リピート利用」する際の重視度の方が9.1ポイント高い。

 時間帯別にみると、[昼食]の時間帯で最もリピート利用率が高く、81.2%。業態別にみると、「ファストフード」「牛丼、カレーなど一品もの専売業態」「立ち食いのラーメン、うどん・そば業態」「ファミリーレストラン、回転すしなど」でリピート利用率が高く、いずれも90%以上。

 1週間の外食回数のうち、"その飲食店の料理・メニュー、雰囲気や価格が気に入っていて、どうしてもそのお店に行きたい場合に利用した"という目的型来店が43.2%を占める。業態別では、「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」(72.4%)で最も目的型来店率が高い。リピート来店のうち"目的型リピート"と"なんとなくリピート"(その飲食店でなければいけない理由や目的のないリピート)の比率は44.2:55.8。業態別にみると、「立ち食いのラーメン、うどん・そば業態」「中華料理店」「牛丼、カレーなど、一品もの専売業態」「喫茶店・カフェ」などの業態では、目的型来店率が高く、同時にリピート利用率が高いことから、"どうしてもその店に行きたい"理由があって繰り返し通う人が多いことがわかる。

 リピート利用にはコストパフォーマンスのウェイトも高いが、価格以外に「どうしても行きたい店」が1週間の外食回数の内4割も占めるという。名物料理の強さが浮き彫りにもなっている。


hotpepper.jpg

読者の感想

興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

この記事をどう思いますか?(★をクリックして送信ボタンを押してください)

興味深い
役に立つ
送信する
誰かに教えたい
  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

( 興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

Page Top