やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2018年9月11日執筆
すかいらーくグループの回転寿司「魚屋路(ととやみち)」の2店舗で食中毒が発生し、保健所から営業禁止の処分を受けた。同グループでは東京、神奈川、埼玉、山梨にある全24店の営業を9月10日から自粛したと発表した。
8月31日(金)から9月2日(日)にかけて横浜十日市場店と磯子上中里店の利用客9組28名から食中毒の症状がみられるとの連絡を受け、保健所指導のもと現在調査中だが、食材の社内検査を実施したところ、生ウニから腸炎ビブリオ菌が検出されたという。
国立感染症研究所によると、腸炎ビブリオ菌の潜伏期間は12時間前後で、主症状としては堪え難い腹痛があり、水様性や粘液性の下痢がみられる。まれに血便がみられること もある。下痢は日に数回から多いときで十数回で、しばしば発熱や嘔吐、吐き気がみられる。下痢などの主症状は一両日中に軽快し、回復す る。高齢者では低血圧、心電図異常などがみられることもあり、死に至った例もある。
好塩性があり3%食塩濃度で最もよく発育し、栄養、温度などの条件がそろえば8~9分で分裂・増殖する。逆に10℃以下では発育せず、熱にも弱く、煮沸すれば瞬時に死滅する。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0