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2018年7月27日(金)16:12 ニューオープン

日本酒ベンチャーWAKAZE、東京・三軒茶屋に醸造所&バーをオープン。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年7月27日執筆

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 株式会社WAKAZE(本社:山形県鶴岡市、代表取締役:稲川琢磨)が、自社醸造所「WAKAZE三軒茶屋醸造所」と併設バー「Whim Sake & Tapas」を、7月28日(土)にオープンさせる。醸造所ではどぶろくなどの酒を醸し、常に造りたてのフレッシュな日本酒を山形県庄内地方の食材を使った小皿料理とともに提供する。

 WAKAZEは「日本酒を世界酒に」をミッションに活動するベンチャー企業。これまで「委託醸造」という形で自社商品を開発・販売し、「ワイン樽熟成の日本酒《ORBIA(オルビア)》」や「ボタニカルSAKE《FONIA(フォニア)》」など革新的な酒を世に送り出してきた。この度、SAKEメーカーとしてさらなる飛躍を遂げるべく自社醸造所を東京に構えた。

 「WAKAZE三軒茶屋醸造所」は、5~6坪の醸造室内で4つの小型タンクを並べ常時複数種の酒(「その他の醸造酒」にあたるどぶろくや玄米酒など)を醸造しする。東京23区内では今年2月、北区で100年以上続く「小山酒造」が人材不足を背景に廃業、一方、港区では明治期に廃業した酒蔵を、大手酒造メーカー出身の杜氏の元で復活させた「東京港醸造」が引き継ぐなど新しい動きが始まっている。

 WAKAZEは創業3年目にして「その他の醸造酒」の醸造免許を取得し酒造りを開始する。酒造りを指揮するのは秋田の新政酒造や富山の桝田酒造店などで修行を積んだ29歳の若手の作り手。米の発酵の可能性を追求し、多くの人に酒造りをより身近に感じてもらうために、東京でバーを併設させたスタイルで酒蔵を立ち上げた。「自家製どぶろく」600円、「SAKEベンチャーWAKAZEのお酒」850円〜など。
 
 バー「Whim Sake & Tapas」ではWAKAZEの地元、山形県庄内地方の食材を使い、スパイスを効かせた創作タパスを提供する。食材は生産者を直接訪ね、生産にかける想いを共有したものを使用。夏のメニューには、庄内名物の「だだちゃ豆」を使用したフムスディップ(中東の豆を使ったペースト状の料理)、甘みの強い「樹熟トマト」の中に魚介のマリネを詰めたファルシなど、庄内地方の大地の恵を感じられる料理を揃えた。

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「WAKAZE三軒茶屋醸造所」 + 「Whim Sake & Tapas」
■所在地: 東京都世田谷区太子堂1-15-12 1F
■電話番号: 03-6336-1361
■「Whim Sake & Tapas」営業時間:18:00〜24:00(水曜定休)

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