ニューオープン
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取材・執筆 : 加藤一 2018年7月10日執筆
株式会社クロスロード・ファクトリー(本社:東京都港区)は、昨年バクテーブームの兆しを作った、日本初となるシンガポールのローカルフード「肉骨茶(バクテー)」の専門店『新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)』の第2号店「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)CAFE STYLE」を、7月10日(火)、東京・麻布十番商店街にオープンさせた。
肉骨茶とは、骨付き豚肉を様々な香辛料や漢方、そしてたっぷりのにんにくとともに煮込んでコショウを効かせた、シンガポールを代表するローカルフード。豚肉と漢方などのエキスで滋養たっぷり。元々、シンガポールやマレーシアで働く中国人の肉体労働者の中で食べられたのが始まりで、肉体労働をする人々の栄養補給として、広く食べられるようになった。働く人たちの力になってきたバクテーは、シンガポールにおいて今でもスタミナ食として昼食や日本でいうラーメンの様にお酒を飲んだ後のシメや朝食としても人気を集めている。
近年シンガポールへの日本人の観光客増加に伴いシンガポール肉骨茶が注目を浴び、女性誌や旅行雑誌でたびたび見かけるバクテー。まだ日本では知名度の低い肉骨茶だが、あえて日本人に食べやすい味にせず、本場の味で提供する。
骨付き肉骨茶(ポークリブ)/骨なし肉骨茶(ポーク) ともに780円(税別)
同店では、松發肉骨茶・發起人肉骨茶・亜華肉骨茶の人気店だけでなく、ローカルエリアの数々の名店の味を食べ歩いた上で、数年間をかけて独自のスープを研究。幾度もの試行錯誤の末辿り着いたのが、厳選した黒胡椒/白胡椒、にんにく、そして経皮・西洋当帰・八角をはじめ10種を超える漢方を季節に合わせて調合したスパイス。豚肉の旨味が引き出されたコラーゲンたっぷりのスープが特徴となっている。
ひとくち目でパンチある味に驚かされる。さらに後味がすっきりとしてるので後をひく味わい。一般的な肉骨茶の多くに入っている化学調味料を一切使わない。ライスとの組み合わせは定番だが、油条(揚げパン)との相性も抜群。ミースア(細麺)は現地の人気店で使用されているミースア製麺所から直接仕入れている。
「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)CAFE STYLE」 麻布十番2号店
■所在地: 東京都港区麻布十番1-7-12
■営業時間: 11時30分~21時 ※年中無休 ※但し年末年始など不定休
■HP: http://www.sgbkt.jp
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