ニューオープン
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取材・執筆 : 加藤一 2018年6月29日執筆
2018世界ジェラートコンテスト・ダブル受賞の「プレマルシェ・ジェラテリア」(本店:京都市中京区、代表取締役・主任ジェラティエーレ:中川 信男)が、2号店を東京・中目黒駅から徒歩1分の立地で7月1日にオープンさせる。
「プレマルシェ・ジェラテリア」は、自然食品及びナチュラル雑貨流通(小売・卸・貿易等)を主業とするプレマ株式会社が京都市中京区に2017年4月開業。イタリアンジェラートの定義を外れることのないレシピを生かしながら、一切の合成乳化剤・合成安定剤等を使用せず、素材も和素材やオーガニック、フェアトレード素材を多く利用したジェラートを提供してきた。
今年2018年1月にイタリア・リミニにおいて開催されたイタリアジェラート協会(SIGA)開催の国際ジェラートコンテストにおいて、乳製品を一切使わないジェラートで味とテクスチャー、見た目を審査するコンテストに挑み、ソルベ部門で世界3位、自由形部門で世界10位に同時入賞した。また、TripAdvisor(R)において、京都市のスイーツランキング1位、さらに京都市の全飲食店1位にランクされた。
同店の重要なコンセプトの一つが、「Beyond Food Barrier(R)」という概念。これは、主任ジェラティエーレの中川 信男氏が「人種、国籍、宗教、文化、思想、嗜好、健康上の理由から食べものに制限がある状態」をフードバリア(R)と定義し、この「フードバリアを超越することが、相互理解を通じて世界に平和をもたらす一つの重要なきっかけとなる」と提唱している。これにより、一切の動物由来食品を食べないヴィーガン、動物食をしないベジタリアン、アルコールや豚に対して制約があるムスリム、健康上の理由で乳製品やグルテン含有食品を食べない人、特定の食品にアレルギーがある人などにとっても、必ず複数食べられるジェラートがあるというレシピ開発を続け、その数は1年で100種類を超えている。
中目黒店では、ジェラート40種類を提供する。フレーバーの半数以上が動物性素材不使用、ヴィーガン対応フレーバーとなる。また、砂糖ゼロフレーバー、スーパーフードを多用したもの、完全ヴィーガン対応のジェラートやオーガニックナッツ&ドライフルーツのトッピング・ビュッフェ(12種類から自由選択・1回300円)なども用意。

ヴィーガンジェラート

「プレマルシェ・ジェラテリア」
■所在地: 東京都目黒区上目黒2丁目9-36 目黒銀座ビル1F
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