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2018年5月29日(火)13:27 やじうま速報

大阪王将、人手不足に対応した次世代FCパッケージを10月から提案。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年5月29日執筆

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 イートアンド株式会社(東京ヘッドオフィス:東京都品川区 代表取締役社長:仲田 浩康)が、 主力業態である餃子専門店「大阪王将」において、 人手不足に対応した「次世代大阪王将」モデルでの出店を2017年10月よりスタートしている。
 
 社会現象となりつつある昨今の人手不足は、 飲食店舗を直撃。 東京都内など都市部の店舗では外国人スタッフの雇用が進んでいるが、 採用に関する費用は年々高騰し、 店舗運営コストは増大している。地方ではより深刻さを増しており、 人手不足のため出店を見送るケースや店舗が閉店に追い込まれるケースがあり、 この状況を打破するような業態構築が必要となった。

 大阪王将の店舗人件費を分析したところ、 厨房人件費の20.9%が仕込作業だった。 昨年度より「包丁レス」「仕込レス」の取組みをスタートし、 カット野菜等の導入で仕込作業及び仕込に係る時間の軽減に努めている。

 調理技術が必要な鍋振りなど、 職人と言われるレベルに達するまでには時間が必要。 「包丁レス」「仕込レス」に加え、 テクノロジーを駆使した"職人レス"店舗を構築することで、 省力化し、 店舗運営の効率化を図る。

 2017年9月より直営店でモデル店舗の検証をスタートし、 現在6店舗で検証を進めているが、 テクノロジーを駆使した店舗では、 人件費6~8%の削減に繋がっている。 また外国人の積極採用、 戦力化に向けて、 レシピのIT化、 多言語化も併せて検証を進めている。2017年10月より、 加盟店舗でのモデル出店を開始し、様々な立地での検証が可能となった。

 2019年9月に迎える「大阪王将50周年」に向けて、 "次世代大阪王将モデル"を確立して行く計画だ。

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「餃子食堂」タイプ。FLコスト58%、償却前利益17%。

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「餃子酒場」タイプ。FLコスト53%、償却前利益17%。

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