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2018年5月16日(水)10:58 IR情報

ダスキンのフード事業、5年ぶりに黒字化。ミスドミーツ、ミスドゴハンなど提案続けた。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年5月16日執筆

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 株式会社ダスキンが2018年3月期決算を発表した。ミスタードーナツなどフード事業は、不採算店舗のクローズによる店舗数減少の影響を受けてミスタードーナツのお客様売上が減少したことを主因に、ロイヤルティ収入、加盟店への原材料売上共に減少した結果、前期から25億38万円(6.3%)減少し376億24百万円となった。利益面では、減収に伴う粗利の減少があったものの、減価償却費や配送費、退職給付費用等の経費減少の結果、前期から10億40百万円増加し、3億56百万円の営業利益を計上した。前期は6億84百万円の営業損失。5年ぶりに黒字化した。

 ミスタードーナツは、最高水準の素材、技術を持った企業との共同開発やパティシエによるプレミアム感あふれる商品との出会いにより、おいしさやワクワクする気持ちを届ける 「misdo meets」をテーマに展開。4月の宇治抹茶専門店祇園辻利を皮切りに、株式会社ソラノイロ、ハウス食品株式会社、株式会社タニタとの共同開発商品を発売、またスイーツブランド等を展開する鎧塚俊彦氏と共同開発した1月の「ショコラコレクション」は大変好評だった。更にはKDDI株式会社「三太郎の日」キャンペーンへの参加、楽天株式会社、大王製紙株式会社等タイアップキャンペーンにも取り組んだ。

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 また、全ての年代のお客様にモーニングやブランチ、ランチ等おやつの時間帯以外でも楽しんでもらえるブランドへと進化すべく、「ミスドゴハン」をキーワードにした軽食事メニューを新たに導入。11月のトースト、パイ系の商品に続き、2月にはパスタ、ホットドッグ等を導入し、概ね順調に推移した。それら取り組みの結果、稼働店1店当たりの売上は増加した。

 その他のフード事業につきましては、とんかつレストラン「かつアンドかつ」は好調を維持しており、連結子会社である蜂屋乳業株式会社は増収となりましたが、シフォンケーキ専門店「ザ・シフォン&スプーン」、大型ベーカリーショップ「ベーカリーファクトリー」、パイ専門店「パイフェイス」はいずれも減収となった。また、どんぶり専門店「ザ・どん」等を展開していた連結子会社株式会社どんの全株式を前期中に株式会社フジオフードシステムに譲渡した影響もあって、その他のフード事業全体の売上高は前期を下回った。なお、2018年3月31日をもってカフェデュモンド事業からは撤退した。

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