ニューオープン
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2018年5月11日執筆
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:松原眞樹)が、デンマーク・コペンハーゲンの伝説的レストラン「noma」(ノーマ)のヘッドシェフ レネ・レゼピ氏とパートナーシップを結び、nomaで活躍したシェフ トーマス・フレベル氏がヘッドシェフとなる、レストラン「INUA」(イヌア)を6月29日(金)に東京 飯田橋にオープンさせる。
4度にわたり「世界のベストレストラン50」で世界1位(2010年、2011年、2012年、2014年)に輝いたnomaでは「食」におけるクラフトマンシップが大切にされており、シェフによって丁寧に食材の仕込みが行われている。2015年にKADOKAWA会長の角川歴彦氏がコペンハーゲンのnomaを訪れた際、コンテンツの創出において何よりもオリジナリティを貴ぶ同社の気風と、nomaとの理念の間に共感を覚えたという。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催を機に、世界中から訪れる観光客向けのインバウンド事業推進の一環として「食」もコンテンツのひとつと捉え、nomaとのパートナーシップによってレストラン事業を開始することをKADOKAWAが決定した。
60席のレストランINUAの内装は、日本と北欧の文化の融合を実現させるべく、洗練されたカスタムメイドのアイテムによってデザインされる。無垢のオーク材などの天然素材を中心に、様々な素材の持つ存在感を生かしつつも調和された、大都会にいながらどこか懐かしく感じる 温かみのある空間となる。
「INUA」とは「生きとし生けるものに内在する精神」というデンマーク領グリーンランドに暮らすイヌイットの本質を表した神話が由来となり、フレベル氏自身の心に強いインスピレーションを感じさせた言葉。
「INUA(イヌア)」
■ヘッドシェフ : トーマス・フレベル
■所在地 : 東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル9F
■営業日時 : 毎週火~土曜日17時~ (ディナーのみ)
■定休日 : 毎週日・月曜日
■運営会社 : 株式会社K's Lab(株式会社KADOKAWA 100%子会社)

トーマス・フレベルThomas Frebel氏
1984年生まれ、34歳。ドイツ・マクデブルク出身。2009年noma入店以来、リサーチ&開発のトップとしてレゼピ氏の信頼を築き、東京、シドニー、メキシコでのポップアップ店舗でも腕をふるい、レゼピ氏の右腕としてnomaをリードしてきた。2018年6月開業予定のレストランINUAのヘッドシェフに就任。2015年1月、世界中から賞賛を受けた「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」の実施以来、日本の風土と美しい四季をはじめ豊かな食材の虜になり、「いつか東京でレストランを開きたい」という強い想いを抱き続けてきた。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0