やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2018年4月13日執筆
三菱地所株式会社と三菱地所リテールマネジメント株式会社は、三菱地所リテールマネジメントが管理・運営する東京都江東区の商業施設「南砂町ショッピングセンターSUNAMO」において、フードコートにおける飲食物の注文・決済を事前に行うことが出来るスマートフォン向けのアプリケーションシステム「タノモ」を一部店舗で先行導入する。4月16日(月)よりサービスを開始する。
フードコートは、利用者が個別の嗜好に合わせて飲食物を選ぶことが出来ることから多くのショッピングセンター・アウトレットモールで設置されてきた。しかしながら、飲食物の注文時と受取時の最低2回は席と店舗の往復を要し、広いフードコート内を往復することは、小さなお子様連れのお客様やお昼休みに訪れる忙しい会社員にとっては煩わしさを感じることがあった。

アプリでの注文・受取画面のイメージ
今回、IT ベンチャー企業であるスカイファーム株式会社と株式会社 EPARK テイクアウトの
2 社が共同開発した「タノモ」というスマートフォン向けのアプリケーションシステムを導入
し、お客様は事前にクレジットカードの登録をすることで、注文の為に店舗に行かずにスマホ上のアプリから飲食の注文及び代金の決済をすることが出来る。
尚、スカイファーム株式会社は、三菱地所がベンチャー企業と共同で新規事業創造を目指すプログラム「Corporate
Accelerator Program」に参加し、本システムの協業を検討してきた。「タノモ」は同プログラムにおいて実際にサービス導入に至った案件の一つとなる。
このシステムにより、お客様の煩わしさ軽減に繋がるだけでなく、店舗にとっても注文受付
業務や会計業務を減らすことができ、混雑解消や人件費抑制が期待される。また、購買デー
タの蓄積による新たな商品開発にも繋げることも可能。 今後は、「南砂町ショッピングセンターSUNAMO」においてだけでなく、三菱地所グループの他の商業施設での
導入も検討していく。
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