やじうま速報
農林水産省が外食向けなどの業務用米の販売動向を発表した。主に2016年産が出回る16年7月~17年6月のコメ販売量のうち業務用が39%を占め、前年に比べ2ポイント上昇した。業務用の比率が高い順に、群馬65%、福島65%、岡山63%。中食向けも含む。
銘柄別では「宮城産ひとめぼれ」が全国の業務用米販売量の8%を占め、「山形はえぬき」、「栃木コシヒカリ」が、ともに7%で続いた。

単身・共働き世帯の増加で外食の需要が伸びている。業務用米は不足感が強まっており、農水省は産地に作付けや出荷を促す考えだ。多くの産地は高く売れる家庭用米を作る意向が強く、安さが求められる業務用米を増やすには、面積当たりの収穫量が多い品種の育成や生産コスト低下が課題となっている。
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