ニューオープン
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取材・執筆 : 加藤一 2018年3月1日執筆
J.フロントリテイリンググループが「アーバンドミナント戦略」の一環として、京都の代表的な観光拠点である南禅寺エリアで、ブルーボトルコーヒーと築100年を超える旅館をリノベートし、「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」を3月23日(金)にオープンさせる。ブルーボトルコーヒーが国内に出店するのは8店舗目。今回が関西初出店。
もともとの建物の設計を活かした2棟で構成し、「コーヒーの楽しさをもっと身近に」をテーマに4つの空間を創出。正面手前から奥に向かって、オリジナルアイテムを展示販売する<ショップスペース>、お好みのコーヒーが見つかる<カッピングスペース>、テラス席のある<中庭>、<カフェスペース>が並ぶ。
重厚な柱や梁が整然と組まれた美しい骨組み、荒々しいながらも趣深く剥き出しになった土壁など、既存の建物を生かした演出が随所に。京町家の風情溢れる空間を残しつつも、そこに新たな価値を加えて、ブルーボトルコーヒー特有の様式美や空間美を表現する。
2016年に大丸の創業300周年記念企画として「大丸京都店 衹園町家」をオープンさせたことから、J.フロントリテイリンググループの「アーバンドミナント戦略」が始まる。古都の風情が漂う衹園において、老朽化していた町家を再生し、"伝統"と"革新性"を併せ持つ京都にふさわしいショップとしてラグジュアリーブランドを展開してきた。2016年11月から17年7月までエルメス、17年8月からはウブロが出店。今後も、J.フロントリテイリンググループは店舗周辺も含む広いエリアで、ブルーボトルコーヒーとの共同開発の可能性を追求していく。
「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」
■所在地:京都市左京区南禅寺草川町64
■店舗面積:452.98 平米※(カフェエリア 64.98平米) ※ブルーボトルコーヒー国内店舗の中で最大
■席数:44席
■営業時間:8:00~18:00
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