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取材・執筆 : 加藤一 2018年2月15日執筆
ワタミ株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長 :清水邦晃)は2017年4~12月の第3四半期決算短信を発表した。売上高73,031百万円、△2.0%。営業利益525百万円、前年は△109百万円。経常利益1,020百万円、254.1%増。第2Qでは営業利益△219百万円だったが、黒字に転じた。

国内外食事業では、9店舗の新規出店。一方では14店舗の撤退を行い、店舗数は474店舗となった。既存店売上高5.8%増、客数5.8%増と好調。「三代目鳥メロ」や「ミライザカ」への業態転換等による売上獲得施策と店舗オペレーションの改善等により、黒字化に向けた改善が進んでいる。国内外食事業における売上高は36,315百万円、2.8%増。セグメント利益は278百万円、前年同期は471百万円の損失。

宅食事業では、営業拠点数は516ヶ所。12月の最終週における調理済み商品の平日1日あたりお届け数は229千食(前年同月最終週は229千食)。調理済み商品のお届け数(累計)が前年を上回ったものの、広告宣伝費など一部先行投資分を回収するに至らず増収減益となった。宅食事業における売上高は29,126百万円、2.7%増。セグメント利益は1,590百万円、9.2%減となった。
海外外食事業では、1店舗の新規出店を実施。一方では11店舗の撤退を行い、店舗数は76店舗(前年同期は86店舗)となった。既存店売上高8.8%減、客数6.8%減。不採算店舗の撤退等による収益性改善に努めている。海外外食事業における売上高は5,600百万円、36.9%減。セグメント利益は20百万円、68.4%増となった。
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