IR情報
日本マクドナルドホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:サラ・エル・ カサノバ)が2017年12月期 決算短信を発表した。売上高253,640百万円、11.9%増。営業利益18,912百万円、172.9%増。経常利益19,718百万円、198.1%増。①「おいしさの向上」、②「利便性の向上」、③「人材への投資」の3つの分野に取り組んだ。
「マックシェイク チェルシー」
①「おいしさの向上」
レギュラー商品のおいしさに徹底的にこだわる「おいしさ向上宣言」を行い、「プレミアムローストコーヒー」のリニューアルや、「おてごろマック」の「しょうが焼きバーガー(ニックネーム:ヤッキー)」、3種の
ビーフバーガー「グラン」を新レギュラーメニューとして発売。定番の期間限定商品はリニューアルし、「チキンタツタ」と新作「チキンタルタ」、「"二代目"月見バーガー」、「超グラコロ」と新作「熟グラコロ」を販売。また「ベーコンポテトパイ」の商品名を「ヘーホンホヘホハイ」に変えて提供し話題になった。スイーツ商品と人気ブランドのコラボレーションも話題に。森永製菓株式会社とタッグを組んだ「マックフルーリー 森永ミルクキャラメル」、アサヒ飲料株式会社と連携して「マックシェイク×カルピス」、有楽製菓株式会社と連携して「マックフルーリー ブラックサンダー」、株式会社 明治と連携して「マックシェイク チェルシー」、江崎グリコ株式会社と連携して「マックフルーリー パナップグレープ」等を期間限定で販売した。お客様からの人気投票によりマクドナルドの日本一のバーガーを決める「第1回マクドナルド総選挙」や、地域によって異なるマクドナルドの"愛称"「マック」「マクド」を、期間限定商品のおいしさで決定する「おいしさ対決キャンペーン」、ハンバーガーの本場アメリカを感じられる「アメリカンデラックス」等のキャンペーンを実施した。

②「利便性の向上」
最高の店舗体験と目に見える変化を一人でも多くのお客様に感じていただくために、平成30年度末までに90%以上の店舗をモダン化する計画を進めており、当期はフードコートやモールにある店舗を含めて529店舗の改装と7店舗のリビルド(建替え)を実施し、当連結会計年度末時点で85%の店舗のモダン化が完了した。また、お客様の利便性を高め、店舗体験をさらに向上していく取り組みとして、新たにポイントプログラム、決済サービスを導入。株式会社NTTドコモの「dポイント」、楽天株式会社の「楽天スーパーポイント」に加え、「nanaco」、「suica」、「QUICPay+」等の電子マネー及び6種類のブランドのクレジットカードが全店舗(一部特殊立地店舗を除く)で利用可能となった。さらに、6月よりUber社が提供するフードデリバリーサービス「UberEATS」を導入し、当連結会計年度末時点で東京、神奈川の86店舗で利用可能。全国約200店舗で実施している宅配サービス「マックデリバリー」とともに、デリバリーサービスを拡充している。
③「人材への投資」
店舗のクルー(アルバイト)の方々が働きやすい環境作りを進めるとともに、採用では、今年初めて春と秋に全国の店舗で一斉に「クルー体験会」を実施し、採用にも繋がった。また、クルーのトレーニングマテリアルをより使いやすくするために改訂。これにより質の高いトレーニングを短い時間で実施できるようになった。
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