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2017年11月30日(木)15:45 ニューオープン

アジア展開第1号店「串カツ田中」シンガポールに初進出。勝機は?

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取材・執筆 : 酒井慎平 2017年11月30日執筆

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 株式会社串カツ田中は、2017年12月13日(水)に「串カツ田中 Clarke Quay(クラーク キー)店(シンガポール)」をオープン。アジア展開の第1号店となる。同社は「串カツを日本を代表する食文化とする」という目標を掲げており、この目標に共感し、また、アジアでの新たな事業展開を模索していたSFBIグループからの提案があり、2017年10月1日(日)にフランチャイズ契約を締結。SFBIグループはアジア展開、特にシンガポールにおける外食チェーンの運営について豊富な知見と経験を持っており、今回の出店に至った。同店はSFBI(Asia-Pacific) Pte. Ltd(シンガポール)が店舗運営を行う。

 同店はClarke Quayのローカル・観光客が集まる盛り場に出店。ターゲットはローカルの20歳~35歳の働く若者と一部在住日本人としている。日本との違いはなく、串カツ田中のフォーマットでお酒と食事をリーズナブルに楽しめるという新しいイメージを作り上げ、串カツとハイボールの文化をアジアに発信して行きたいと考えている。

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 串カツ各種は$1.0~$2.5。日本と同様に肉、野菜、魚介などの串カツ約30種類を用意した。また、串カツ田中 ワイキキ横丁店(ハワイ)でも大人気の「手作りたこ焼き(9個)」($10)、大盛り野菜とぷりっぷりのホルモンと牛が入った大阪発祥の鍋料理「大阪ちりとり鍋(牛)2人前」($18.0)も用意している。

 今後は日本と同様の「串カツをメインとした居酒屋・レストラン」として利用してもらい、まずは、アジア第1号店としての成功を目指す。これまで米ロサンゼルス店、ハワイ・ワイキキ店を出店し、日本人の駐在員を中心に集客を見込んで営業してきたが、ロサンゼルス店は、アメリカのお食文化に合わず約半年で店を閉じた。今回のアジア1号店を構えるシンガポールは、欧米に比べて揚げ物を主菜として食す文化が定着しており、日本人駐在員だけでなく、ローカルのお客様にも人気が出る可能性を秘めている。今回の出店が新たな店舗数拡大の第1歩となってほしい。




【店舗情報】
■オープン日 2017年12月13日(水)
■店舗名 串カツ田中 Clarke Quay(クラーク キー) 店/ Kushikatsu Tanaka Clarke Quay
■所在地
 3A River Valley Road Merchants' Court Clarke Quay Block A 
 #01-01B Singapore 179020
■電話番号 6258 3789 
■店舗規模 154平方メートル(46.5坪)/80 席
■客単価/売上計画 $35-40 / 月間$100,000-120,000(約800万-1千万)
■営業時間
 Weekday  12:00-14:30, 17:00-0:00 (LO 23:00)
 Friday      12:00-14:30, 17:00-2:00 (LO 1:00)
 Saturday   12:00-2:00 (LO1:00)
 Sunday    12:00-0:00 (LO 23:00)                                 
■定休日 無休

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