外食ニュース

DDホールディングスによる公式リリース情報によれば、公開買付けの目的及び背景は、SLD社と持分法適用関連会社とし、両社が事業上の連携等を行うことで、両社の事業場のシナジーを発生させ、企業価値の最大化を図ることを目的にしているという。
【公開買付けの目的及び背景】
■消費者嗜好の多様化に対応できるブランドポートフォリオの拡充
■出店エリアのドミナント戦略が最大化
■仕入面におけるスケールメリットの獲得・共同購買や購買ノウハウの共有による原価削減
■飲食企業の枠を超えた企業理念実現に向けての動きが加速
■相互に保有する事業に関するノウハウ・情報の共有
■バックオフィス機能の共有
株式会社DDホールディングスは、前身のダイヤモンドダイニングから、2009年にフードスコープを買収(33店舗)、2011年にバグース買収(53店舗)、そして今年はゼットン(64店舗)と商業藝術(84店舗)を買収し店舗数を伸ばしてきた。
エスエルディーは、2004年創業、若者の観点から渋谷エリアを中心にカフェ業態「kawara cafe」などを中心に100店舗超を展開してきた。今後は、DDホールディングスが運営するカフェ業態とのノウハウ・情報の共有や、スケールメリットを生かした運営展開を行っていくだろう。また、エスエルディーが得意とするイベント事業における連携にも期待したい。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0