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外食ニュース

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2017年10月23日(月)14:26

吉野家、外食企業で初認定 「エコマーク」取得。環境配慮の機運高まる。

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取材・執筆 : 酒井慎平 2017年10月23日

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 株式会社吉野家(東京都中央区、以下吉野家)は、公益財団法人日本環境協会エコマーク事務局(東京都中央区、以下エコマーク事務局)によるエコマーク「飲食店」認定基準において外食企業で初めての認定を受けた。
 
 エコマークは、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた製品やサービスにつけられる環境ラベルである。

 飲食店は消費者にとって、身近なサービスの一つであり、関心も高いことから環境に配慮した飲食店の普及を目的に 2017 年 9 月、エコマーク「飲食店」認定基準が制定された。

 認定基準は、省エネ・節水などの基本的な環境対策に加えて、食材ロス低減、エコな設備・店舗運営などの環境負荷低減に対する取組みを評価する内容となっている。これらの基準に対し 10 月 20 日、吉野家は外食企業として初めての認定を受けた。

 吉野家の他、モスフードサービス、プロントコーポレーション、名鉄レストラン、セブン&アイ・フードシステムズが、続々とエコマーク商品類型 No.505「飲食店 Version1」認定店舗となっている。

▼6 つの評価カテゴリーは、下記のとおり。
1.環境に配慮した食材と仕入れ
2.食品ロス削減とリサイクル
3.店舗の省エネと節水
4.店舗備品・設備の環境配慮
5.環境を意識した店舗運営
6.環境コミュニケーション

 店舗や業態による多種多様な取り組みを評価するため、ポイント制による評価を採用。3 ポイント以上を満たしたカテゴリーについて、右図のピクトグラムを店舗や宣伝広告に表示し、環境への取り組みをわかりやすく消費者にアピールすることができる。

 2015年パリ協定の採択を受けて、日本では民生部門における温室効果ガスの大幅な削減が求められることに加えて、2020年に向けて、持続可能性に配慮した取り組みという観点が事業戦略上、大きな注目を浴びている。全国に62万円ほどある飲食店でも食品ロス削減を中心に環境配慮へ取り組む機運を盛り上がりを見せている。

 認定基準や認定店舗の一覧などについては、エコマーク事務局ホームページで公開している。

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