やじうま速報
焼鳥チェーン居酒屋 「くふ楽」、 「福みみ」 を展開するKUURAKU GROUP (千葉市、 福原裕一代表) 及び日本美食(港区 董路代表) は、インバウンド観光客への飲食店案内、予約決済サービスができるアプリ「日本美食」 に関して業務提携し、6月15日にグランドオープンする。
この「日本美食」 は中国で3.5 億人が利用する(2015年度)電子決済サービス利用シェアの81%を占める「銀聯カード」、「Alipay」、「We Chat Pay」全てでオンライン上での決済が可能となっており、 全てが飲食店で使用できるのは日本初の試みだ。
■日本初!中国3大決済サービス可能
▼銀聯カード
2002 年に中国人民銀行が中心となって設立された中国での 銀行間決済ネットワークを運営する国際ブランド。 発行枚数は全世界で50億枚。
▼Alipay
中国国内で広く浸透している世界有数な決済プラットフォームとして、実名認証のユーザー数を 8 億人以上の決済サービス。
▼We Chat Pay
ユーザーが自身の銀行口座をアカウントに登録するだけで 利用でき、 アカウント数は 7.6 億を突破。
■観光客向けグルメアプリ「日本美食」が提供する価値
①訪日旅行者への厳選店舗を紹介
→東京エリアを中心に年内2,000店舗導入予定。 数多くある飲食店の中で質の高い、 地元に人気のあるお店を紹介。
②外国語対応 (英語 ・ 中国語)
→登録した飲食店のメニューや決済画面の翻訳やコールセンターによる予約などのコンシェルジュサービス。
③モバイル決済
■第1号店は博多屋 大吉 銀座店
アプリのグランドオープンは6月15日を予定していて、 決済可能店舗第一号店となるのはKUURAKU GROUPの店舗「博多屋 大吉 銀座店」。
その他、7 月より「くふ楽銀座店」、「福みみ銀座店」、「福みみ新宿店」、「福みみ渋谷店」で導入が決まっている。 訪日の目的の中で断トツの1位は 「日本食を食べる」 こと。 飲食店はこうした実情を踏まえ、外国人観光客への対策を早急に行っていく必要がある。
同サービスは、おすすめの店舗紹介や外国語対応、店舗決済まで、訪日した外国人が飲食店で困らないためのサービスが詰まっている。特に、モバイル決済については、日本人が日本国内で感じている以上に外国人にとっては日常的に使われていている。今後は、インバウンド需要が加速するにつれて、こういったサービスの存在感が増してくることだろう。
飲食店のオーナーから、インバウンドに対する具体的な販促策が思いつかないという悩みをよく聞くが、こういったサービスに乗るというのも手っ取り早い解決法のひとつではないだろうか。
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