IR情報
日本マクドナルドホールディングス株式会社は、第1四半期期間(平成28年1月1日~平成28年3月31日)の連結業績を発表した。それによると、本年4月にスタートしたリカバリープランに基づいて実施した取り組みの効果によって、売上、利益ともに対前年比で大幅に改善したと振り返った。
ハイライト
・売上高、利益ともに対前年比で大幅に改善
・平成27年4月にスタートしたビジネスリカバリープランに基づき実施した様々な取り組みの効果に より、業績は計画通りに進捗
・今後もお客様の店舗体験の向上に努め、継続的なビジネスの成長と持続的な収益性の向上を目指す
平成28年第1四半期は全店売上高が対前年比190億円増加の1,021億円となった。経常利益は売上高の回復や店舗収益性の改善等により-1億円。2四半期連続で既存店売上高が対前年比プラスになる等、ビジネスは引き続き堅調な回復基調を示しており、計画通りの結果となっている。
なんといっても、昨年4月に策定した包括的なビジネスリカバリープランが直実に成果をあげている。その際に設定した"BurgeLove"のコンセプトで展開する「グランドビッグマック」や「クラブハウスバーガー」に代表される、ハンバーガーを食べる喜びが感じられるマクドナルドならではのメニューがヒットした。
同社は、期間限定メニューを途切れることなく打ち出し続けてきたが、最近では創作ハンバーガーが多くなってしまい、バーガーラブな消費者が求める本来のハンバーガー体験とは距離が開いてしまっていた。今回の久々のヒットによって、マクドナルドの再成長の道筋が見えてきた。
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