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やじうま速報

外食ニュース

2015年9月04日(金)17:14 やじうま速報

日本発のイタリア料理「ソイタリアン(Soy-Italian)」提供店舗が3カ月で2.5倍に拡大に。

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取材・執筆 : 匿名 2015年9月4日

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きな粉のソイティラミス.jpg
イルギオットーネ 「きな粉のソイティラミス」 800円(税別)
●マスカルポーネチーズの代わりに、大豆を原料とした"チーズのような豆乳クリーム"を使用
●ココアパウダーの代わりに、きな粉を使用
●エスプレッソの代わりに、ほうじ茶を使用

 日本の伝統食材「大豆」を使った日本発のイタリアン「ソイタリアン(Soy-Italian)」が注目を集めている。 「ソイタリアン」とは、現在開催中のミラノ万博を機に生まれた、日本の伝統素材「大豆」を使った日本発のイタリアンのこと。ミラノ万博日本館で優れた食品加工技術として紹介されているUSS製法(Ultra Soy Separation)で作られた新豆乳素材「豆乳クリーム」や「チーズのような豆乳クリーム」が活用されており、前菜・メイン・デザートといった幅広いメニューに展開している。6月1日からイタリアンの名店「イル ギオットーネ」をはじめとしたイタリア料理店10店舗で提供開始した「ソイタリアン」は、イタリアンシェフの評価を受け、現在採用店舗は25店舗まで拡大している。

 ソイタリアン提唱者であるイタリア料理の巨匠・笹島保弘シェフは、ソイタリアンについて、「現在イタリア・ミラノで開催中のミラノ万博で提供したが、海外の方からも高評価だった。日本食がヘルシーだということは浸透しているが、重要なのは美味しいということ。美味しくなければヘルシーでも受け入れてもらえない。ソイタリアンは日本で広がりを見せているが、海外でも通用する。大豆のうま味をしっかり感じられる日本人ならではのイタリア料理」と話す。

 「体の中から美しく」をコンセプトとする美容栄養クリニック直営のイタリア料理店「TI.CAFE」。ソイタリアンの提供を開始した。採用の理由として、「大豆には脂肪がつきづらい、抗糖化という効果がある。もともと、食材にはこだわりをもっており、メニュー開発の際にも健康効果に気をつけているが、ソイタリアンはお店のコンセプトにもぴったり合う。」と話す。また、「ソイタリアンを提供する上で、"豆乳クリーム"の登場が革命的だった。大豆の健康効果はもちろん、味の面でもコクのにあっさりとした仕上がりになるし、様々なメニューに活用できる」と語った。利用客からも、「美味しいし罪悪感なく食べられる」と好評で、同店ではパスタ・サラダ・スイーツなど幅広く"豆乳クリーム"が活用され、現在では提供メニューの中心となっている。

■"豆乳クリーム"及び"チーズのような豆乳クリーム"とは?
"豆乳クリーム"及び"チーズのような豆乳クリーム"は、「大豆」本来のおいしさをそのまま生かして分離・分画する技術(Ultra Soy Separation製法/通称:USS 製法)によって生まれた注目の新豆乳素材。USS製法は2015年5月からイタリアで開催されているミラノ国際博覧会日本館にて日本が誇る新しい食品加工技術の一つとして紹介されている。


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