やじうま速報
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取材・執筆 : 廣瀬春華 2015年7月27日執筆
江戸時代より、東京で酒を造り続ける蔵元 田村酒造場が、新商品「嘉泉 特別純米 東京和醸-TOKYO WAJO」を発売した。同商品は、田村酒造場が提案する"訪日観光客"に向けた日本酒(純米酒)。通常の熱交換器を用いた火入れではなく、生で瓶詰めしたお酒を、徐々に温度を上げて火入れする瓶燗火入(びんかんひいれ)を採用。この方法は、酒が空気に触れず、酒そのものが持つ風味と酒質を維持できる。パッケージには東京の花「桜」をモチーフとした和柄を採用。和に寄せすぎず、ジャポニズムの風合いを漂わせ、外国人に受け入れられやすい意匠となっている。田村酒造場は、世界都市TOKYOの知られざる一面、ひいては日本全国に息づく地酒文化の土台を海外の方へ伝えたいという思いを「東京和醸-TOKYO WAJO」に込めた。販売価格は720ml 1,598円(税込)。大手百貨店や酒販店、空港、土産物店など幅広く展開されている。
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