やじうま速報
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取材・執筆 : 廣瀬春華 2014年7月17日執筆
フランス当局は7月15日(火)、レストランなどが店舗内で原材料から調理した料理に「ホームメード」であることを示すロゴの掲示を義務付ける法令を公布した。同法令は来年から施行され、すべての飲食店、ファストフード店、仕出し屋、屋外の屋台に適用、ロゴを悪用した場合は罰金が科される可能性がある。しかし、掲示対象となる食材が必ずしも「生」である必要がないなど、規制には抜け穴も多く、「ホームメード」のロゴを掲示するには、仕入れ前に加熱または著しく加工されていない「原材料」を店舗敷地内で調理する必要がある。また、自家製でない材料を含む料理でも、製品ブランドや供給元の名称を示せば、「ホームメード」として提供できる場合があるという。政府は、欧州初となるこの措置を受けてレストランが料理を一から調理するようになり、フランスの美食文化の向上につながると期待しているが、新たな規則については、非常に分かりにくく、利用者に料理や調理法などの情報を明示するという主目的が果たされないとの批判もある。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0FL0OG20140716
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