やじうま速報
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取材・執筆 : 廣瀬春華 2014年5月15日執筆
株式会社エー・ピーカンパニーが運営する鮮魚居酒屋チェーン「四十八漁場」「日本橋 墨之栄」「魚米」では、2014年5月7日(水)より、宮城県石巻市雄勝産の牡蠣「夢牡蠣」の提供を開始した。通常、東日本の牡蠣は2~3年物が多い中、3~4年をかけてひときわ大きく育った牡蠣のみを「夢牡蠣」と呼ぶ。海遊の伊藤浩光氏によると、雄勝の牡蠣は「秋口に産卵を控え、栄養をたっぷりと蓄える5月~8月が一番の食べごろ」との事。「夢牡蠣」の育つ雄勝湾は、緑豊かな山々に囲まれ、森のめぐみをたっぷりと含んだ地下水が海底から湧き出しているという全国でも珍しい地形。また、穏やかで水深が深く、水温の変化も少ないため、牡蠣が十分大きくなるまで長期間育てるのに非常に適した環境である。人の顔ほどのサイズも見かける「夢牡蠣」はずっしりと重く、中にはあっさりとして甘みのある大粒の身が殻いっぱいに詰まっている。「四十八漁場」をはじめとした同社の鮮魚居酒屋では、一本釣りや定置網漁など、魚が成長するスピードとともに適切な量だけを獲る持続可能な漁法を行っている全国の漁師と直結。新鮮な魚を提供しながら、海の資源を保っていく事に少しでも寄与して行ければという意向である。
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