やじうま速報
新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市、岩岡 洋志代表)は、3月6日(木)に開館20周年を迎える事を機に、開館当初から企業使命としてかかげていた「日本の食文化としてのラーメンを世界に広げる」を実現するべく、10年以内を目処に欧州に進出する事を発表した。同館開館当初は、ラーメンの海外での認知度は低く、インスタントラーメンの延長という位置づけであった。しかし5年程前から各国でラーメンの認知度や期待度が高まり、現在のようなムーブメントが起き、2013年、同館に訪れる訪日外国人客は15万人にまで達した。中でも欧州はEU発足後、観光客数が堅調に伸びており、2012年度の世界観光客ランキングでトップのフランス(8,200万人)を含め、TOP10のうち6カ国が入っている観光大陸である。また歴史のある大陸で文化に対しての関心も高く、アニメなどの日本のサブカルチャーも浸透しており、日本の食文化としてのラーメンを広めるには最も適した場所だと判断し今回の進出先として定めた。また、同館では今秋、展示ギャラリーをグローバルミュージアムとして全面リニューアルする。多言語化はもちろんのこと、日本人が当たり前だと思っていることも外国人にとっては新鮮なことも多いため、グローバルな視点から展示構成をリニューアルする意向である。
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