スエヒロ商事株式会社が2月7日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。同社は1977年から東京でステーキレストラン「銀座4丁目スエヒロ」を運営してきた。東日本大震災や景気後退でレストラン事業から撤退し、百貨店のカタログギフト向け販売や通信販売事業に軸足を移していた。2009年には16億1000万円の売上高があったが、2012年には11億8900万円に減った。「スエヒロ」は大阪で1920年に創業した「ビフテキのスエヒロ」を元祖とし暖簾分けで各地に広がった。「銀座4丁目スエヒロ」はその一つ。