やじうま速報
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取材・執筆 : 安田正明 2014年1月14日執筆
内閣府が2013年12月の景気ウォッチャー調査結果を発表した。飲食関連の景気の現状判断は11月から4.3ポイント上昇し、52.4ポイントとなった。横ばいの50ポイントを上回った。2~3ヶ月先の景気の先行き判断は11月から4.5ポイント後退し、43.3ポイント。消費税率引上げに、高級店を中心に不安を抱いている。
■街の声
・「前月に引き続き、最終的には前年並みの売上となった。帰省客や地元客は少ないが、観光客の入込が非常に良く、時には外国人客が半数以上を占める時もみられた。」(北海道・高級レストラン)
・「これから消費税が上がるため、一時的に景気は悪くなる。」(北海道・高級レストラン)
・「12 月なのに忘年会等の宴会が前年度から 40%もダウンしており、深刻な状況である」(北関東・高級レストラン)
・「仕入原価高騰、消費税増税等によるメニュー価格の見直し時期に来ているが、客の反応がどの程度あるか不明である。」(北関東・一般レストラン)
・「消費税増税直前となり、個人消費は耐久消費財への支出のため、高単価な外食には抑制的になると思われる。4月以降は企業接待の増加への期待感があるが、不透明感が強い。(東海・高級レストラン)。
・「来年4月の消費税率引上げ前に、電化製品や自動車などの駆け込み需要は発生すると思われるが、単価の安い飲食関連業界においては、客の動向にほとんど変化はみられないと想定している。」(北陸・一般レストラン)
・「全体的な単価上昇に加え、特に宴会の料理では前年よりも高いコースを選ぶ客が増えている。海外からの観光客も回復傾向がみられる。」(近畿・一般レストラン)
・「ボーナスで一時的に財布のひもが緩んでいる部分はあるが、通常はまだ期待ができない。また、景気回復を実感している客もいる一方、サービス業関係など、あまり影響を受けない客も依然としている。」(中国・一般レストラン)。
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