やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 安田正明 2013年4月8日執筆
飲食関連で3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は、2月から11.0ポイントも上昇し、58.6ポイントに。横ばいの50をようやく超えた。高額品や乗用車のほか、春物衣料などを中心として、消費者の購買意欲の改善している。しかし、2~3ヶ月先の景気の先行き判断は、2月から3.4ポイント後退して、58.3ポイントに。仕入価格や電気料金の上昇等によるコスト増へを懸念した。アベノミクスは輸出は良いが、輸入は値上げとなって返ってくる。消費者の財布が実際に重くなれば、問題はないのだが。その実感にはもう少しかかりそう。
■街の声
・「当地方は数十年ぶりの豪雪であり、通行量、来客数は減少している。しかし、個人の観光客が増えているので、ホテル業界や飲食業といったサービス業においては明るい兆しが少しずつ見え始めている。」(東北・商店街)。
・「3ヶ月前と比べると、かなり良くなっていると思う。人の動きが激しいため、年間を通して 12 月に次いで2番目に多い売上となっている。歓送迎会、卒業式、様々な行事があるため、ケータリングの仕事も多かった。」(南関東・一般レストラン)
・「今月前半はぱっとしなかったが、中旬ごろから、遅くまで仕事をしている人の帰宅や歓送迎会が多くなり、夜の繁華街では忙しくなってきている。プロ野球も始まり、タクシー利用客は増えている。」(東海・タクシー運転手)
・「送別会などの団体利用は例年並みで推移している。卒業や入試合格祝いなどの個人利用において、単価も客数も1割近く上がっているため好調な一面があるものの、法人接待利用がその分減少しているため大きな変化は無い。」(北陸・高級レストラン)。
・「・今月に入り、ランチ、ディナー共に連日満席状態で、特にランチはものすごい状況となっている。夜も年度末の打ち上げなどで、貸切りも多い。」(近畿・高級レストラン)
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0