エヌピーディー・ジャパン株式会社が、夏の人気メニューと天気の関係について調査レポートを発表。夏季に特化して喫食されるメニュートップ5は、1位 冷たいそば、2位 氷菓類、3位 冷たいうどん、4位 冷やし中華、5位 ビールと「冷たい」メニューが上位を占めている。冷たい「麺類」の出現率は通年に比べて、2~3倍の伸びがみられる。上位に挙がる3つの麺類(冷たいそば、冷たいうどん、冷し中華)における食機会数の変化をみると、2009年夏季の食機会数がマイナスになっているが、真夏日・猛暑日が少なかったことから気温による影響が考えられている。日本気象協会では、今夏の気温について「西日本と沖縄・奄美で平年並または高い確率ともに40%、東日本では平年より高い確率が40%、北日本でも平年並40%」と予測。メニューの売れ行きと天候の関係が成立すると仮定すれば、今年の夏メニューの売れ行きは'良好'と推測される。天候だけが売れ行きを左右するわけではないが、今年の夏メニューには大いに期待が持てる。