飲食店経営者レポート
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取材・執筆 : 中山秀明 2018年10月17日
ビール市場全体が低迷する中、唯一の成長路線を見せるクラフトビール。専門店でなくても珍しくなくなり、キリンの仕掛ける「タップマルシェ」などの影響もあり全国に広がっている。このムーブメントを外食店として盛り上げた開拓者といえば、「株式会社ステディワークス」(東京都千代田区)の田中 徹社長だ。代表店は「クラフトビアマーケット」だが、一方で昨年からは「居酒屋ビールボーイ 吉祥寺店」も展開。そしてこの10月11日には「ビールボーイ」ブランドの2号店となる「立飲みビールボーイ 中目黒店」をオープンさせた。
田中 徹社長。現在「クラフトビアマーケット」は全11、「ビールボーイ」は全2店舗の陣営となる。
同社は音楽×クラフトビールのイベントを主催することでも有名。2014~16年は「CRAFTROCK FESTIVAL」、そして今年は吉祥寺のライブハウスを巡る「CRAFTROCK CIRCUIT」を計画(超大型台風により中止となった)した。シーンの立役者でありながら、いい意味で王道とはいえないスタイルを貫く同社。「クラフトビール」という文化を一般的なものとし、創業期から成長期へと突入した今、どんな未来を描いているのか。中目黒店を紹介しながら、田中氏のビジョンに迫っていこう。
「立飲みビールボーイ中目黒店」。駅前の「目黒銀座商店街沿い」という、絶好の立地にある。
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