飲食店経営者レポート
2020年を控え、目まぐるしく変わる大都会・東京。大型施設の建設もラッシュといえるが、今年の一大トピックといえば三井不動産が手掛けた「東京ミッドタウン日比谷」だ。3月29日の開業から数カ月経つ今も話題は絶えず、来客も大盛況。そんな同施設の好調を支えているのが個性派ぞろいの飲食店であり、誘致の仕掛け人として原動力となったのが村田麻未氏だ。いまや商業施設に欠かせない"食"であるが、村田氏はどんな視点でリーシングを行ったのだろう。リアルな声に迫った。
村田麻未氏。商業施設本部は飲食と物販にセクションが分かれており、村田氏は前者のエキスパートだ。「東京ミッドタウン日比谷」では30以上の店の誘致を担当。
「東京ミッドタウン日比谷」は地上35階、地下4階となり、地下1階から地上7階は商業施設。ただその数は計60店舗と決して多くなく、飲食店に関しても同様だ。たとえば「GINZA SIX」はトータル241店舗なので、違いは明らかだろう。しかし「東京ミッドタウン日比谷」は少ない分、むしろ一つひとつの店の個性が際立っているようにさえ思える。そして前述の通り大盛況だ。数字でいえば開業1カ月で予想を超える来場数となり、GWを前にして200万人を突破。ただ、開発段階では不安要素も少なくなかったという。
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