飲食店経営者レポート
記事への評価
取材・執筆 : 関川隆 2018年4月20日
株式会社ペッパーフードサービス 代表取締役 一瀬邦夫氏
〝ステーキを立ち食いする〟というスタイルで始まったこともあり、都内では駅前などの小規模な店舗が多い「いきなり!ステーキ」。しかし昨年から、ゆったりと座れる郊外のロードサイド店を次々とオープンさせ、地方に「いきなり!ステーキ」ブームを巻き起こしている。そのような地方の店舗展開の現状と今後の展望を、運営会社であるペッパーフードサービスの一瀬邦夫社長に聞いた。
――今、地方で「いきなり!ステーキ」の勢いがすごいですね。
「現在、本州だけでなく北海道、九州、四国へも店舗展開を広げており、地方のお客様から大変喜ばれています。全店の売り上げは前年比で117%伸びていて、今月には全国251店舗となります。『いきなり!ステーキ』は、家賃の安い地方の方が利益を出しやすく、実は地方にこそ強いビジネスなんです。地方ではテレビCMを流すと一気に知名度があがり、沢山のお客様に来ていただけます。とくに高齢者がいきなり!ステーキを食べるために街に出るようになり、お金を使っていただき、健康長寿にもつながる。そういった意味で『大変な地域貢献になっている』との声もいただいています。」
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0