飲食店経営者レポート
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取材・執筆 : 西尾明彦 2018年4月19日
本家香川の讃岐うどんから独自の進化を続けてきた大阪讃岐うどん。その普及に大きな役割を果たしてきたのが、ミシュランガイド・ビブグルマン掲載店でもある「釜たけうどん」店主の木田武史氏。昨年6月、惜しまれつつ同店を閉店。その動向が注目されていたが、3月1日に前店からほど近くの大阪・難波中に「き田たけうどん」をオープンした。
11時のオープンから15時のラストオーダーまで、お客様が途絶えず来店する。
木田氏はインターネット黎明期の90年代後半から、自身の公式サイト「大阪讃岐うどん情報(現在は閉鎖)」で、讃岐うどん情報を発信してきた。うどん愛が高じて脱サラ、本場香川県での修業を経て、2003年3月、「釜たけうどん」を開店。
ちくわと卵の天ぷらの「ちく玉天ぶっかけ」など、数々のオリジナルメニューをヒットさせ、12年には、キムチと食べるラー油を使った「キムラ君」が、ジャンルや地域を超えて、全国140店舗以上で採用される大ブーム。個人店ながら外食アワードを受賞している。修行者から多くの独立店主を輩出し、「き田たけ一門」と呼ばれる一大勢力だ。
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