フードリンクレポート
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取材・執筆 : 長浜淳之介 2022年2月23日執筆
スーパーの店頭では中国産アサリが増えた。熊本産の97%が偽装されていた
このところ、アサリ、ウナギ、ワカメと海産物の産地偽装問題が次々と噴出している。特にアサリの偽装は驚くべきもので、農林水産省の発表によれば、昨年10~12月に全国の小売店で実態調査を行ったところ、DNA鑑定の結果、熊本県産として販売されていたアサリの実に97%が、中国産または韓国産といった外国産であったことが明らかにされた。97%も偽装されていたということは、もうほぼ100%が熊本県産でなかったことになる。組織ぐるみの違法行為が行われていたと考えざるを得ない。
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