社長が高速回転する「かっぱ寿司」の悲劇。

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2018年3月26日（月）16:43

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取材・執筆：長浜淳之介 2018年3月26日

迷走するかっぱ寿司。味は改善されているはずだが、思うように集客が上がらず社長が激しくコロコロ変わる。

回転寿司4位、かつては首位だった名門「かっぱ寿司」チェーンを経営するコロワイド傘下、カッパ・クリエイトの社長がまた交代する。2月28日、前社長の大野健一氏が自己都合で突然辞任。昨年4月1日に就任したばかりで、1年持たなかった。前職はコロワイド傘下の水産会社、バンノウ水産社長だった。

その前に社長を務めていた、四方田豊氏も一昨年6月17日に就任してわずか8ヶ月で退任している。前職はコロワイド傘下のレインズインターナショナル社長だった。

そのまた以前には、社長を務めていた五十嵐茂樹氏も2014年12月17日に就任してから、たった1年半の短期で辞めている。前職はレインズインターナショナル社長だった人物である。社長の回転率の高さはまさに異常事態。

新しく社長になるのは、現在コロワイド傘下の別会社アトムの社長を務めている小澤俊治氏だ。しかし小澤氏が社長に就任するのは6月の定時株主総会終了後の取締役会が開き正式決定してからで、それまでは代表取締役専務の澄川浩太氏が臨時に指揮を執っている。

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