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フードリンクレポート

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2017年12月27日(水)19:04

買収された有名企業。「スシロー」や「ブルーボトルコーヒー」は成長が加速するか。

2017年の外食産業を振り返る

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取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年12月26日執筆

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 2017年も間もなく暮れようとしている。外食全般には総合居酒屋を除いて堅調で、わりと穏やかな一年だったのではないだろうか。しかしその中で、M&Aが活発化し中堅規模の企業が大手に吸収される、インスタ映えするSNS時代のお店や商品がヒットする、健康志向の業態・メニューが伸びるといった、消費者のニーズの変化が起こっている。また、食品スーパーが外食と融合した店づくりをするグローサラントの試みが注目され、完全キャッシュレスの実験店が提案されるといった新しい試みも行われた。商業施設では銀座の人の流れを変えたと言われる「銀座シックス」開業、地下化した調布駅の再開発「トリエ京王調布」などが斬新なレストランのリーシングでインパクトを与えた。(4回シリーズ)

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投資ファンド・ペルミラから送り込まれた、スシローの水留浩一社長だが、回転寿司を世界に広めたいと、ペルミラが米卸・神明にスシローを売却しても、経営に強い意欲を示している。

 外食のM&Aには投資ファンドがしばしば絡んで、思いもよらない展開が繰り広げられる。

 回転寿司業界トップの「スシロー」チェーンを展開するスシローグローバルホールディングスは、英国の投資ファンド、ペルミラの傘下にあったが、9月にコメ卸最大手の神明が株の約33%を約380億円で取得して、最大の株主となることが発表された。

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