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取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年5月18日執筆
ドーナツ業界に激震をもたらしたコンビニの大攻勢も一段落。むしろ、カウンター横のドーナツ専用ケースが撤退されつつあり、退潮ムードが漂っている。そうしたなか、最大手「ミスタードーナツ」は居心地重視の改装を進める一方、新鋭としてグルテンフリー、ニューヨークテイストなどの新機軸を打ち出して、コンビニでは不可能な店内手づくりでこれまでドーナツに興味がなかった新たな顧客を、獲得する専門店が出現している。専門店の巻き返しが急速に起こる、ドーナツ業界をリポート。(5回シリーズ)
「フロレスタ ネイチャードーナツ」の子供に人気が高い「どうぶつドーナツ」シリーズ。
全国に41店を展開する「フロレスタ ネイチャードーナツ」は、「ミスタードーナツ」、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」に次ぐドーナツ業界3位のチェーン。「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の閉店が続き、2015年度の64店から47店にまで縮小しているので、店舗数で見ると差がなくなってきた。
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