フードリンクレポート
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取材・執筆 : 小山裕二 2014年8月18日
大阪池田市に「野乃鳥本店」の他、梅田「梅味堂」、茨城「御阿蔵」など、焼鳥業態を12店舗展開する株式会社野乃鳥(代表取締役:野網厚詞氏)の新たな取組みに注目が集まっている。㈱野乃鳥の代表を務める野網氏が、チキンディレクターの肩書で活躍している。野網氏が代表を務める㈱野乃鳥は、兵庫県多可町加美地区の播州百日鶏をメインとした本格的な焼鳥居酒屋である。3~4年前から野網氏が定期的に、お客様にトリの食育イベントを行ってきた。「もっと、お客様にトリを知ってもらいたい」、「一次産業から学んでほしい」など、野網氏のトリ塾が新たな取組みの原点である。同じ頃、野乃鳥のホームタウンである大阪北摂で、北摂エリアに特化した広告代理業を経営している株式会社ファクトリー(代表取締役:宮武裕右氏)が、野網氏の食育イベントを支援するようになった。宮武氏は、北摂エリアの情報誌を発刊しており、当時の野網氏から広告を出稿してもらっていたこともあり、お互いを良く知る仲である。野網氏の活動をより本格的な事業にする為、2012年から野網氏、宮武氏が積極的に地鶏の普及活動をスタートさせた。その活動に共感したのがデザイナーとして活躍していた山中史郎氏である。トリを心から愛する3人が集まり、2013年12月25日に株式会社トリ風土研究所が誕生した。
野網厚詞氏(左) 宮武裕右氏(右)。写真手前のトリの模型は野網氏の強い希望によりセットさせて頂いた野網氏の魂。
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