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取材・執筆 : 酒井慎平 2014年5月21日執筆
「私どもにとって非常に厳しい決算になった。役員一同、心から申し訳ないという気持ちです」。5月8日(木)の決算発表会でワタミフードサービスの桑原社長はこう述べ深く頭を下げた。同日、2013年度の決算が発表され、売上高は1631億円で前年比3.4%増だったが、営業利益は29億円、68.1%減と大幅減益となった。さらに、当期純損失は49億円と、1996年の上場以来、初の赤字に転じた。同社のメイン業態「和民」の不振は、外食ニーズの変動に付いて行く事ができなかった。しかし、ワタミだけの問題ではない。総合居酒屋は、いまや過去の産物なのだろうか。今回は、不振の原因を追究しつつ、変化する飲食ニーズを探っていきたい。
総合居酒屋が集客できない理由は?
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