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フードリンクレポート

2014年2月23日(日)20:22 ランダムトーク

クラフト、佐藤注ぎ。ビールはこれから面白い。

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取材・執筆 : 安田正明 2014年2月23日執筆

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 新橋の有名ビアバー「ドライドック」の店長から独立した佐藤 裕介.さんの新店「ビアブールバード」に行きました。佐藤さんと言えば、スーパードライの佐藤注ぎがマニアの間で話題です。まろやかでクリーミーな泡で、スーパードライの旨味が一段と増します。飲むと、「これってスーパードライ?」と誰もが言います。

 私の家の冷蔵庫に眠っていた常陸野ネスト「賀正エール」2007年版などエイジングビールを仲間で飲もうという会を「ビアブールバード」で開きました。千葉・舞浜のイクスピアリ内にあるクラフトビール工場「ハーヴェスト・ムーン」の女性ブルワリー、園田智子さんの声掛けです。

 ビールは鮮度が命と言われていますが、長年寝かせて飲むと美味しいものがあります。賀正エールはちょっと酸味を感じましたが、深い味わいでした。もう1本のビールは味が劣化しており、エイジングには向かなかったようです。世界のクラフトビールをよく知る園田さんによると、米国では今、酸味のあるタイプが人気だそうです。

 そこに、米国No.1クラフトビール「ブルームーン」を日本に輸入するモルソン・クアーズの方も参入しました。米国では、クアーズやバドワイザーなど大手ビール会社がクラフトビールを次々に買収しているそうです。「ブルームーン」もクアーズの傘下です。

 米国では大手ビールブランドは家庭や大衆的な飲食店で飲まれるもので、ちょっとしたバーやレストランでの主流はクラフトビールだそうです。常陸野ネストも米国では人気の日本ブランドです。

 日本でもビアバーがじわじわ増え、クラフトビールの地位は上がっていますが、まだまだはるかに米国には及びません。ビールの多様性を理解できる消費者が日本にも増え始めています。欧米に遅ればせながら、クラフトビールが日本にも飛び火しそうです。

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