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取材・執筆 : 安田正明 2014年2月9日執筆
「星乃珈琲」が1月に東京・銀座に出店しました。中央通りに面する銀座8丁目の飲食ビル2階。「塚田農場」(APカンパニー)、「迷宮の国のアリス」(ダイヤモンドダイニング)などが入っています。専用階段を上がっていくと、ダークブラウンの木を多用した内装でシャンデリアもある落ち着いた店舗が現れます。コーヒーは1杯700円。立地によって価格は違うようです。
ドトール・日レスホールディングスが運営し、商品はハンドドリップコーヒーとスフレパンケーキが売り。「コメダ珈琲」の濃いコーヒーとシロノワールに相当します。落ち着いた内装でゆったりと時間を過ごせます。2011年4月に1号店がスタートし、僅か3年で80店舗を超える規模に成長しています。2012年10月にはシンガポールにも進出しました。ローカルの方々で連日繁盛しています。店名は同社の星野正則社長の名に由来するとか。グループの珈琲店「カフェデプレ」とオムレツ店「卵と私」をミックスさせたような業態です。
フードリンクニュースでも郊外型喫茶店の特集を行いました。ファミレスに変わる業態として注目されていますが、各店にはこだわりのコーヒーがあります。これがファミレスとの違いです。「マクドナルド」は高品質のコーヒーで集客しましたが、コンビニも同様のコーヒーを提供し始めると急激に集客力が弱まり、業績が低下していきました。
こだわりのコーヒーがどうもキーのような気がします。注文ごとに生豆から焙煎する「やなか珈琲」は都内に23店舗もあります。住宅街には自家焙煎やユニークな抽出器を使った珈琲店がポツポツ出て来ています。しかも、利益率も高いコーヒー。その集客力に再度注目すべきではないでしょうか。
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