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お店を知る

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2015年12月14日(月)14:58

お酒が進む燻製料理の人気店がお初天神裏参道に登場。「鉄燻CHOI URASAN」(大阪・曽根崎/燻製鉄板料理)

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取材・執筆 : 西尾明彦 2015年12月14日

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 燻製を鉄板で調理することで、お酒に合う燻製鉄板料理として楽しめる「鉄燻CHOI URASAN(てっくんちょい うらさん)」が10月15日、大阪梅田・曽根崎にオープンした。運営元は、「鉄燻CHOI 京橋本店」、エンターテイメントダイニング「BERONICA(ベロニカ)」、ビアバール「ビアカド。」、ワインバール「garde(ギャルド)」と合わせて、5店舗を展開するディーライブ株式会社。同店は今年3月にグランドオープンしたお初天神裏参道の13店舗目となる。

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ただでさえ手間がかかる燻製に、もう一手間かけて鉄板で調理することで、独自の燻製料理に昇華した。「燻製牛タン焼き野菜添え」(1280円)。肉類は燻製に非常に良く合うと、人気の一皿。

  「目指しているのは、燻製の脱おつまみ化。乾燥して硬いものを想像しがちな燻製ですが、鉄板で調理することで、味わいも香りも全然違います。燻製を料理として、お客様に五感で楽しんでいただきたいです」とディーライブ株式会社 飲食事業部マネジャーの藤井直実氏。

 京橋本店は、オリジナルの燻製料理が女性客を中心に評判となり、京阪電車の高架下の一番端ながら、予約だけで連日満員の人気店。

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テーブル席中心の店内は、カウンター席、テーブル席合わせて32席。これまで大阪・京橋で4店舗を展開してきたが、念願の梅田エリア進出を果たした。

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テーブル席中心のため、食べて飲んで4時間滞在するお客様も。「わざわざ3階まで上がって来ていただくので、ゆっくりしていただきたいですね」。

  「1ヵ月手さぐりで営業してきましたが、手応えはあります。普段燻製を食べ慣れていない方にも『燻製ってどんなん?』と興味を持って、喜んでいただいています」。

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「燻製玉子のこぼれ盛り」(680円)

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「いろいろ燻製ビーンズのキヌアサラダ」(600円)

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〆にも燻製という徹底ぶり。「燻製ハラスのお茶漬け」(650円)

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まずはお腹の減り具合次第で、「燻製いろいろ盛(5種)」(1380円)。または「燻製肉盛り(5種)」からスタートが同店を楽しむための近道。

 「メニューは燻製料理だけでコースが作れるくらい、バリエーションが豊富です。今後は季節メニューや限定メニューにも挑戦したいですね。」と言う通り、280円のアテ的小皿から、お客様の目の前で燻煙する「フォアグラ燻」(1280円)や「牛ヘレ肉のステーキ燻製フォアグラ添え」(1980円)まで、50種類を超えるメニューは大半が1000円未満。パスタやピザ、最後の〆飯まで燻製メニューだ。

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独特の癖があるラム肉も燻製にすることで、より食べやすくコクが出る。「燻製ラムチョップの野菜添え」(1本・850円)
 
 ワインは系列店のソムリエがセレクトした値段を抑えた酒通好み。グラスは赤白3種類が500円から。ボトルは3000円から「モエエ シャンドン」の9000円まで約20種類が揃う。酒が進む燻製料理だけに、ボトルも次々空いていくという。

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ワインは約20種類。ワインの味わいを引き出すソムリエグラスで提供する。

 日本酒は飲みきりサイズの500mlボトル3種類[「純米 Fu」(富久錦)、「純米酒 9」(辻本店)「純米大吟醸 S」(黄桜)]を2400円でボトル売り。グラスでは「本醸造 玉川」や「梅錦 吟醸つうの酒」など酒好きスタッフが飲んで選んだ酒が4種類。燻製料理はもちろんウイスキーとも好相性。ウイスキーハイボールには、山崎や白州、マッカラン、ボウモアが650円と値頃感のある価格で揃う。

 お客様は30~40代を中心に、本店同様女性客が多い。酒が進む燻製料理だけに、想定以上にアルコールがよく出るとのことで、客単価は3500~4500円。FD比率は5:5から4:6。

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酒のつまみとして、もちろん燻製は優秀。「燻製ナッツ盛(3種)」(480円)

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燻煙中の燻製機。食材によってチップや燻煙時間を調整する。

 「お初天神裏参道は、全店の業態がかぶらなくて、人気店ばかりなので、お互いお客様を紹介しあったりと応援したり、本当に仲が良いんです。12月には全体でクリスマスイベントも行います。裏参道に来たら、イベントも多くて、いつでも楽しい雰囲気が味わえます。」

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「良いエリアに、相応しい業態を合わせて、細くても長く愛されるお店を出店していきたいですね。」とディーライブ株式会社 飲食事業部マネジャーの藤井直実氏。

 「エリアに合わせて新たにブランドを作ることもできますが、今あるブランドをエリアに合わせていくのも弊社の方法です。お酒を中心としたお店づくりはこれからも変わりません。」

 ニッチなアイテムである燻製を、酒に合う燻製料理としてブラッシュアップすることで、新たな価値を作り出した「鉄燻CHOI」。地元密着の大阪・京橋を飛び出して、早くも梅田で新たなファンに支持されている。今後の展望には東京出店の構想もあるとか。今度の展開も注目を集めそうだ。

■ディーライブ株式会社
住所:大阪府大阪市城東区蒲生1-8-7 2F
TEL. 06-6930-7660
http://www.dlv.jp/

■鉄燻CHOI URASAN(てっくんちょい うらさん)
住所:大阪府大阪市北区曽根崎2丁目10-10 第2あーけるビル3F
TEL. 06-6360-6939

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