株式会社HUGE（東京都目黒区　代表取締役 CEO：新川義弘氏）の20店舗目、リゴレットの10店舗目として、「RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR（リゴレット スモーク グリル ＆ バー）」が、11月1日京都・祇園の八坂神社の近くにオープンした。ランチ1000円から、ディナー4000円程度と、高級店が立ち並ぶ中、リーズナブルな価格設定で勝負する。

　「京都・祇園だからと、特に意識はしていない。東京でやっている『リゴレット』を、カジュアルに楽しんでいただければ。これまで通り、お一人おひとりを大切に、真面目に取り組んでいくのみ」と、店長の鈴木 聡氏。

　「リゴレット」の関西初出店は1階、2階合わせて140席の大型店。茶屋造りの外観に、内装は、モダンながら、祇園の街にマッチするよう、随所に和のテイストが漂っている。フロアごとに雰囲気が異なり、様々なシーンで利用できるのが強み。

1階はダイニングとバーエリア。ワインセラーには、2500円のエクスクルーシブワインから、出筋の4000～5000円台のもの、プレミアムワインまで幅広いラインナップ。

1階バーカウンター。

2階はソファ―席中心で、よりラグジュアリーな雰囲気。右奥は10名まで対応の個室。

2階のオープンキッチン。右奥がナポリから取り寄せたピザ釜。

　「300円、500円のTAPAS、毎日店舗でつくる手打ちの生パスタ、ナポリから取り寄せたピザ釜で焼くナポリピッツァ、この3つがリゴレットのメニューの主軸。この3つの軸はぶらさずに、前菜やメインディッシュのステーキやピッツァ、パスタにもテーマである"SMOKE" のエッセンスを散りばめている」。

　「たとえば、お馴染みの『きのこのアヒージョ』は、きのこ類を燻製にしてからご提供する『燻製 きのこのアヒージョ』に。『燻製 牡蠣のフリット』は、牡蠣を燻製にすることで旨味を凝縮したフリットにしている」。

リンゴの木でスモークした「薪窯オーブンのローストチキン」（1600円）。 チキンと一緒に焼いたカリカリのジャガイモを添えて。

「マルゲリータ エクストラ（トマトソース、水牛のモッツァレラ、チェリートマト、バジル）」（6inch 1200円／10inch 1800円）。「ピッツァは各テーブルで1枚は出る」という人気ぶり。

くるみでスモークした、サラダ仕立ての「燻製・国産牛のローストビーフ」（900円） 

　ランチは「パスタランチセット」（1000円）、「ピッツァランチセット」（1200円）、「おすすめ！ ランチコース」（1600円）。ランチタイムも土地柄か、ゆっくりとコースを楽しまれる方が多いという。

　「客層は男女半々くらいで、年齢層は他店より高めで30代以上。50代以上のカップルの方など、大人のお客様が多い。ビジネス街のように仕事帰りに飲みメインといった使い方ではなく、ゆっくりお食事をとられる方が多い。界隈で食べた後に2、3軒目利用のBAR使いの方もおられる。客単価は4000円程度。高級店に行き慣れている方が多い印象を受ける」。

　「舞妓さんや芸妓さんが、日中の練習の後などにご利用いただいたりするのは祇園ならでは。今回の出店は、HUGEとして体力がついてきたことと、理想の物件に巡り合えたから。祇園の南側エリアは、老舗や高級店が多く、出店したいと思っても、なかなか出来ない立地。すごいチャンスだと思う」。

店長の鈴木 聡氏。

　「HUGEは、代表がサービスマンということもあって、サービス面、お客様とのコミュニケーションを大切にしている。美味しい食事と飲み物、それにサービスも含めての総合評価。どれか一つが欠けてもダメという意識が強い」。

　「リピーターの方は、店長だけでなく、"キッチンスタッフ含め全員でお顔を覚える"や、一度ご来店いただいたお客様にリピーターになっていただくことを目指している」。

　「京都は一見さんお断りなどの文化があるが、それは古くから馴染みのお客様を大切にしているからで、個人と個人のコミュニケーションを何百年も大事に続けている土地だからかと思う。その京都の古き良き文化と、弊社が目指しているサービスは通ずる部分がある気がするし、受け入れていただけるのではと思っている」。

■株式会社HUGE（ヒュージ）

住所：東京都目黒区東山1丁目5番4号 KDX中目黒ビル 1F

TEL.03-5724-6127

■RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR（リゴレット スモーク グリル ＆ バー）

住所：京都府京都市東山区祇園町南側570番地193

TEL.075-532-0112